美的漢方の特性を生かした若肌習慣
瘀血は劣化を生みます。
太い血管での慢性化した瘀血は、血管の劣化を誘発し、内臓機能に支障をきたし、命にかかわる重大な病気の要因となる危険性があります。
また、外的要因による肌細胞の劣化は、たとえば紫外線やアレルギー物質、大気汚染などによる刺激が挙げられます。
では、人体最大の容積をもつ「毛細血管」の瘀血とは、どこからくるのでしょうか。
毛細血管の血液循環不良は、脳や身体末端の機能低下を誘発し、脳卒中や認知症、冷えや生活習慣病予備軍の危険性以外にも、シミ・しわ・くすみ・赤ら顔・乾燥肌など外見に反映されるものです。
また、ストレスによる自律神経の乱れも代謝を低下させ、老廃物の排除を妨げる一因として見逃せません。
若肌習慣とは、
「老廃物をため込まない体質」「新鮮な細胞を生み出す力」
を養うことをいいます。
ごく自然に繰り返されている新陳代謝ですが、加齢やホルモンバランスのほか、ストレスや疲労物質など様々な影響を受けています。
自覚していなくても体は常に変化を重ね、新鮮→成熟→衰退と時を刻んでいくのです。
特別なスキンケアをしなくても保持できていた潤いも、徐々に保護が必要となり、いずれ迎える乾燥・しわなどへの全身的な対策として、毎日の継続的なメンテナンスが大切です。