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一陽館における美的漢方の基本理念

現在、私たちが目にしているお肌の状態は、過去の生活習慣のあらわれであり、その本質は広義の「瘀血(おけつ)」で表現されます。
広義の「瘀血」は、老化・劣化・酸化などの表現を含む経時的変化を示します。
経時的(=加齢)な変化に対して、いかに向き合うかが本質的なアンチエイジングであり、その場しのぎの対策で老化現象を追いかけるのではなく、未来に向けて長期的対策を図り内面的な老化へ先手を打っていくための「美肌習慣」に取り組んでいきます。

六臓六腑

漢方薬の作用とは、補給した成分の性質や含有量、吸収率や製剤的な加工などの理論値からの推測だけでなく、体内での内臓機能や自律神経や代謝に対してどのような影響を及ぼし、それによって各臓器が関連し合ってバランスのとれた効能を発揮するかということを言います。
つまり、単一の成分の量や性質というものは、結果的として優れた効果に直結するとは言いきれないのです。
漢方では、例えば、六臓で示される内臓の六角形を「ひとつの体」とイメージした場合に、各臓器が適正に機能し、かつバランスの良い六角形が整っている状態が「健康」を示すと考えるのです。
ある成分だけを補給してどこか一つの機能だけが過剰であっても、逆に不足に傾いてしまっても六角形が崩れて、結果として健康は損なわれてしまいます。

基本的な考えとして、すでに東洋医学的に作用が確認されている生薬が適正な配分で組み合わされることによって、体にどう作用するのかということが重要であり、一陽館では、配合の仕方によって効果や特徴が変わってくるということを、長い歳月をかけて構築してきたのです。
漢方は、生薬の特性を生かした配合バランスが大切なのです。